ITI日本センターの「英語圏部会」が中心となって、100年前のアイルランド演劇の母レディ・グレゴリーの本邦初演作と新進気鋭の現代作家ソニア・ケリー作品をお届けしました。
『出られないふたり』 翻訳:石井あつこ
出演:藤田三保子、須田真魚、菊沢将憲
『月が昇れば』 翻訳:斉藤健志
出演:田中正彦、大山大輔、須田真魚、萄沢将憲
『橋の上のワルツ』 翻訳:石川麻衣
出演=田中英樹、一谷真由美、金子貴伸
韓国に古くから伝わる巫俗神話(シャーマニズム)の 代表作「バリ姫神話」を元にしたオリジナル脚本と能楽からインスパイアされた演出、悠久のシルクロードの音楽と舞、そして日韓の古典芸能の一流の技術を踏まえた踊りや音楽、語りのコラボレーション。 上演に伴い、韓国神話や音楽、シルクロードの音楽についての レクチャーワークショップも開催。銀座の観世能楽堂で上演。
能楽の中でもスペクタクルな展開で人気のある「紅葉狩」を題材に、様々な表現様式の境界を橋渡ししていくオリジナル舞踊劇。バイオリン、ギターなどの現代的な音楽と鼓やホーメイなど伝統音楽のミックスによる独特の音世界を紡ぎ出します。
そして19世紀末にフランスで発表され、その背徳的な内容により衝撃を与えたオスカー・ワイルドの傑作戯曲「サロメ」を、芝居と殺陣、狂言と能の仕舞などを交えた身体性の高い能楽劇として立ち上げます。
文化や国境、時代を越えた〈芸能〉の形を見いだしていく、尋玲能楽の新たな挑戦。渋谷のセルリアンタワー能楽堂にて上演。
涼やかな秋の夜長、悠久の歴史を誇る韓国伝統芸能の世界。ポストコロナ時代、国内外で活躍中の実力派のアーティスト達による韓国伝統「歌・舞・楽」。民族の魂が宿る伝統芸能に心を寄せて。めぐろパーシモンホールにて上演。
天才と呼ばれる偉大な音楽家と、彼を長年支援していた、フォン・メック夫人が14年間にわたって交わした1220通の往復書簡(手紙)から、2人の間にあった名曲誕生の物語を紐解く、朗読、バレエ、オーケストラを融合したコンサート。
オフィスコットーネでは2012年から東京に於いて、大竹野正典さんの作品を数々上演してきました。2019年は大竹野正典さん没後10年の年にあたります。その集大成としまして「大竹野正典没後10年記念公演」と銘うち様々な企画をしております。
第4弾である本作は、大竹野正典作「夜、ナク、鳥」と同様、2002年に実際に起きた4人の女性看護師による保険金連続殺人事件をモチーフに、九州・宮崎を舞台に、より閉鎖的な人間関係から彼女たちが犯行に至るまでの心理描写を緻密に描き出します。