ひとりの男が仕事から帰ってくる。静かな部屋。スマートフォンを取り出し、見る。
繰り返される日常、先が見えない人生。
より良い人生をおくるためには…
男の人生に重なってくる地獄編の言葉たち。
ふいに男は地獄の門をくぐる。
原作:ダンテ「神曲・地獄篇」訳:平川祐弘 他
演出:鹿島将介
映像:飯名尚人
出演:立本夏山 IGNIS DE ORNIS(奥沢秀人 白石あゆ美)
音楽:中里広太
会場
【われを過ぎんとするものは一切の望みを捨てよ】
故郷フィレンツェを追放されたダンテが、苦しい生活の中、生きるために自身の生涯をかけて書いた「神曲」の《地獄》と、《現代の地獄》を生きる《からだ》の出会いは何を起こすか。今《地獄》を見るとはどういうことなのか。
原作:ダンテ「神曲・地獄篇」訳:平川祐弘 他
演出:鹿島将介
映像:飯名尚人
音楽:中里広太
会場
3331 Arts Chiyoda B104
智恵子抄は光太郎の愛の言葉だ。
光太郎が智恵子に出会ってから、恋人時代、結婚、闘病、死別、その後と約30年にわたって書かれたこの詩篇は一時のラブレターや恋物語にはない人生を賭けた思いが心に迫ってくる。
今の時代は愛がとても捉えずらい。多種多様な価値観があり、愛の形も様々。愛なんてよく分からない、結婚はしなくていい。そんな言葉がよく聞こえてくる。
そんな時代だからこそ、光太郎の純粋に相手を見つめる目、妻に対する限りない情熱は意味があるはずだ。
2018年
2 月 26 日 (月) 19:00
27 日 (火) 14:00 / 19:00
28 日 (水) 14:00 / 19:00
☆公演終了後アフタートーク有り
26 日 (月) 19:00 谷 久光(ジャーナリスト)・斎藤 愛見(バレエ指導者)
27 日 (火) 14:00 桑原 滝弥(詩人)
【場所】3331Arts Chiyoda