【twelve】10月「若きウェルテルの悩み」

10月「若きウェルテルの悩み」

立本夏山,若きウェキテルの悩み

12ヵ月連続ひとり芝居、ゲーテ「若きウェルテルの悩み」マヤコフスキー「私自身」無事終わりました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。同時に二つのひとり芝居上演。

はじめての挑戦でしたが、なんとか乗りきりました。茶会記はせまい空間なのでお客様の表情や反応が本当にダイレクトに伝わってきて面白く、観客の皆さんの真剣さに奮い立たされたようでした。

茶会記PLAY-ACTは他の演目も同時に行われたのですが、それぞれ魅力的で全く違った魅力のある作品でそれも楽しめる企画だったと思います。僕もたくさん刺激をいただきました。ありがとうございました。
これで今年の舞台は最後です。しかしまた1ヵ月後にはひとり芝居、パブロ・ネルーダ「マチュピチュ山頂」です。
この詩は12ヵ月連続のラインナップの中で一番好きな詩です。きっといい時間になると思っているので今から稽古が楽しみです。

まだまだこれから。頑張ります。
写真は小杉朋子さん撮影です。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

MEMO

【ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ】 (1749-1832)
ドイツを代表する文豪ゲーテ

いいなずけのいる女性ロッテを恋したウェルテルは、遂げられぬ恋であることを知って苦悩の果てに自殺する……。

ゲーテが味わった若き日の恋の体験、情感と陶酔、不安と絶望がひたむきな抒情の言葉で吐露されている。

多くの人々が通過する青春の危機を心理的に深く追究し、普遍的な人間の苦悩を歌いあげた書簡体小説。

▼上演スケジュール 
※タイトルクリックで該当記事へ移動します。