「イデアールProject vol.3 WEB配信企画」
世界中の俳優に影響を与えているスタニスラフスキーシステムを基盤にして、ロシア、イギリスの俳優はどのように演技を創っていくのか。ヨーロッパで積み上げられてきた俳優教育には、はっきりした理論があります。
それをもとにいくつかのリハーサルを行い、俳優が本からどの様にイメージをカラダにうつしていくのかを公開します。
その後のシンポジウムで今回のリハーサルを振り返り、これからの可能性について語りあいます。
ロシアの劇場で俳優の身体表現の演出家としても活躍しているヴィクトル・ニジェリスコイ氏とイギリスの王立演劇アカデミー、ロイヤル・オペラハウス等で演劇を学び、現在は日本で演出家、俳優として幅広い活躍をしている三輪えり花氏、調布市せんがわ劇場 演劇ディレクター、日本演出者協会 副事務局長などを担い、日本演劇界を縁の下で支えている演出家、柏木俊彦氏を交え、カラダの可能性を発見していくプログラムです。
内容
◎アントン・チェーホフ「三人姉妹」
身体パフォーマンス
演出:ヴィクトル・ニジェリスコイ
出演:白川万紗子 中村麻那 中村好絵
※当日の午前中に2時間ワークショップを行い創作したものを発表します。戯曲をもとにしますが言葉は発せず、身体のみによるパフォーマンスです。
◎アントン・チェーホフ「かもめ」一部抜粋 あら立ち稽古
演出:ヴィクトル・ニジェリスコイ
訳:三輪えり花
俳優:三輪えり花 立本夏山 柏木俊彦
※三幕のトレープレフ、アルカージナ、トリゴーリンのシーンを抜粋。俳優が演技の動きを創っていく過程を公開します。
Russia×Japan イデアールProject vol.2
「ふたり、崖の上で。」
~ドストエフスキー白痴より~能バージョン
原作:フョードル・ドストエフスキー
演出・出演:
ヴィクトル・ニジェリスコイ 立本夏山 福島梓
演奏・出演:今井尋也
共同演出:柏木 俊彦
制作:市川 喜愛瑠
主催:Kazan office.
■Ballet T.E.D パフォーマンス&シンポジウム
12月19日(日)13:30〜
会場:調布グリーンホール 小ホール
■茶会記 PLAY-ACTVol.11 Hプログラム
12月25日(土)11:30〜/15:30〜
会場:東京芸術劇場アトリエウエスト
Russia×Japan イデアールProject
「ふたり、崖の上で。」
~ドストエフスキー白痴より~